霊現象の宝庫

中学生になる頃、隣の部落に住んでいる同級生の友達の家に良く泊まりに行くようになったのですが、その家は母屋と廊下で繋がっていて、6畳二間と3畳の居間と一畳の台所が付いていたのです。その棟一軒を友達がひとりで使っていたのです。

さすが、この時代に夕飯の時にご飯が用意されているのに「パンが食べたい」と言えば、我が子を連れて10km以上離れている白河市のパン屋に買いに行くのだそうです。私が小学の頃は、卵も弟が独占しているので、めったに食べられなかったのに、裕福なお坊ちゃまは違いますよね。

中学生になる息子の為に、この棟に住む事になるのですが、以前は古い墓地だったところに立てたので、毎日毎日歩く音や誰も居ないのに玄関が開いて縁側を歩いてくる足音とか兎に角、うるさいのです。

ある日、友達が20人くらい集まっていてもドタドタと複数人歩いてきて、入り口で止まるので、みんなで誰が入って来るのか見守っていると・・・誰も入って来ないので襖を開けると誰も居ないのです。

そのうちに友達は全員慣れてしまい、足音がドタドタと聞こえると「うるさい!邪魔するな!」交代で怒鳴ると、それ以降は徐々にやらなくなったし、霊が怖いと思う気持ちが無くなってくるのです。慣れって怖いですよね。

私の家の前の砂利道も時々大きな足音を鳴らして行進してくるので、心の中で(はいはい。お疲れ様です)って感じで無視して寝てしまうのですが、父親が外にあったトイレで用を足しているとその行進の足音が聞こえて驚いたそうなのです、私が「しょっちゅうだよ。無視すると静かになるよ。俺の部屋の窓も時々ノックするので、それも完全無視だしね。だって何も出来ないし、してやれる事が全く無いしね。

これで分ったのは、死んでも魂は死なない事。消えない事ですよね。それと、どんなに立派な葬式をしても、成仏出来ない霊が多い事ですよね。何の為のお経なのかな?何の為のお墓なのかな?仏教って霊に関係があるの?って思いません?