小学の3年生か4年生の秋の頃、台風が来ていたので学校に近い親戚の家に泊まる予定だったのですが、予定より早く、台風が去ったので暇になり、近くの水路に水の量を確かめに、1.5m幅のコンクリートの側溝を観に行ったのです。
台風の影響で側溝には、なみなみと水が凄い勢いで流れていたのですが、道路は雨が降らなかったので乾いており、私は側溝と一体化した橋の上で、川下に向かって腹ばいになり、手を入れて上流から流されてくる草や木を、取っては流したりと繰り返したりしていたら、突然、見えない大人の人に両手首を捕まれ、上に持ち上げられ、上体そらしの状態になった瞬間、ちょうど私が手を入れていたあたりに、蛇が流されて行ったのです。あのまま手を入れていたら、手に蛇が巻き付いていたと思ったら、怖くなったのと、今、私の手をつかんで、持ちあげている人は誰?全く見えないのです。
不思議な事に私の体重の重さは、全く感じられず、軽々と上体だけ持ち上がっているのです。
しばらくして、ゆっくりと体が地面に着くと、手が離されたのですが、誰?見えない人がいたあたりを凝視しても、考えても全く分からず、怖くもなく、不思議な事でもないと思った私は、何事もなかったかのように、下流を眺めていました。
後にこの見えない人に助けられた事を思い出し、感謝をしたのですが、この後も、不思議な体験は何件かあるのですが、それは後に語りたいと思います。